トレタ開発者ブログ

飲食店向け予約/顧客台帳サービス「トレタ」、モバイルオーダー「トレタO/X」などを運営するトレタの開発メンバーによるブログです。

トレタに入社してから3ヶ月間で感じたこと

はじめに

はじめまして。2021年の10月から株式会社トレタでサーバーサイドエンジニアとして働いている神山です。

実務としては、トレタO/Xの認証/権限管理サービス周りを担当しています。

なおトレタO/Xについては代表のnoteをご覧ください。 note.com

今回はトレタに入社してから感じたことや、どのような業務をしているかなど記載していこうと思います。

トレタのエンジニアはこんな感じなんだなぁ、というのが伝われば幸いです。

簡単な経歴と転職の経緯

大学を卒業後、新卒で入社したのは産業電気機器のメーカーでハードウェアエンジニアとして4年半ほど勤務していました。

作る仕事がしたいという思いから入社したのですが、新規プロジェクトが中々立ち上がらないことから悩み、ソフトウェアエンジニアへの方針転換を決めました。

2020年1月からは受託開発企業に入社し、金融機関関連サービスの開発や、交通関係の予約システムの開発に従事していました。

サービス視点を持って開発したい、もっとスキルを伸ばしていきたいという思いから転職活動を開始、2021年10月にトレタに入社しました。

入社の決め手

1. トレタO/Xのエンハンスのために設計機会が豊富

トレタO/Xはローンチされてからまだ日の浅いサービスであることを知りました。

エンハンスのための設計余地がまだまだあるのではないかと考えていました。

加えて、マイクロサービスはモノリスを分散していく用途で採用している会社が多いかとおもいます。

新規サービスとしてマイクロサービスに携わることができるのは非常に貴重な経験なのではと考えました。

2. より難易度の高い設計能力を求められる

トレタO/XはSaaSであり、それを実現するためにマイクロサービスの構成となっています。

SaaSであるということは当然ながら、ユーザーの様々なユースケースをクリアするように機能設計をしていかなければなりません。

加えてマイクロサービスによる機能実現を図るため、各サービスにおけるデータ整合性などを考慮し設計をする必要があります。

以上を踏まえると、難易度の高い設計が必要となるのではと考えていました。

マイクロサービスに関する詳しい構成はこちらで解説していますのでご覧ください。

https://blog.hatena.ne.jp/toreta-dev/toreta-dev.hatenablog.com/edit?entry=13574176438044016049

3. 労働環境が良い

コロナの影響もあり、かなり早い段階からフルリモートを取り入れている会社であることを知りました。

フルリモートであることを必須の条件とは考えていなかったのですが、移動時間があまり好きではない僕としては出勤時間を0にできるというのは大きな魅力でした・・。

4. 心理的安全性が高い

面接の段階から、穏やかな方々が多いのではないかという印象がありました。

加えて様々な媒体でトレタのことを調べていたのですが、自社の利益だけを追求する、という方針を取らない印象が強くありました。

サービスを利用してくださる飲食店の方々のことを考え、どうすれば業界全体がよくなるのかという視点を常に持ち続けていることが凄く印象に残ったのを覚えています。

実際に入社して感じたこと

1. トレタO/Xのエンハンスのために設計機会が豊富

こちらは入社前に予想していた通りでした。

僕が担当しているのは認証/権限管理サービスというトレタO/Xの中のごく一部ではあるのですが、入社してすぐに機能設計を行うこととなりました。

トレタの設計はかなり綿密で、機能のユースケース洗い出しから一つ一つのデータの概念、またその概念の定義から考えていくこととなります。

この時CTOとともにミーティングを重ねつつ設計を進めたのですが、

自身よりも圧倒的に技術力のある方からレビューを受けられるというのは、かなり嬉しいカルチャーショックでした。

現段階では設計フェーズは終わり、2022年の早い段階で機能リリースできるように実装を進めています。

2. より難易度の高い設計能力を求められる

こちらに関してもサービスの難易度の高さを痛感することとなりました。

マイクロサービスを採択していることにより、当然ながら各サービスで保持している機能、保持しているデータが存在します。

これらのデータ整合を保ちつつ今後のエンハンスを見据えた機能設計をするためには、様々な前提条件を把握していかなければなりません。

ただ前提条件を抑えるだけでもかなり四苦八苦しており、そこからどうすればより良いユーザー体験を作り出すことができるのかというのは非常に難しく、その一方で技術者としては良い環境だと感じています。

3. 労働環境が良い

こちらも入社前伺っていた通り、エンジニアは全員フルリモートに対応して業務に当たっています。

また通勤時間がない分、副業をしている社員もいるようです。

僕自身も副業や勉強の時間をしたり、自身の趣味に時間を割くことができるようになりました。

4. 心理的安全性が高い

こちらも入社前に予想していた通りでした。

業務の中でわからない部分や、設計のために意見や意図を収集したりするのですが、質問した全員が快く相談に乗ってくださります。

やはり穏やかな社員が多く、プライベートな話題でもちょっとした笑いを混ぜつつ会話をする方が多いです。

まとめ

入社して何より感じるのは、今トレタは転換期を迎えているということです。

コロナによる飲食業界の意識変革、今までのモノリシックな技術からの脱却、O/Xのリリースなど新しい挑戦の場が多く用意されています。

だからこそ、事業の成長とともにエンジニアとしてもスキルアップを図ることができるのではないかと考えています。

さいごに

トレタでは一緒に開発する仲間を募集しています。
興味がある方は是非カジュアル面談へお越しください!

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