トレタ開発者ブログ

飲食店向け予約/顧客台帳サービス「トレタ」、モバイルオーダー「トレタO/X」などを運営するトレタの開発メンバーによるブログです。

CSからエンジニアにジョブチェンジしました

この記事は トレタ Advent Calendar 2019 の10日目です。

こんにちは。iOSエンジニアの@yukimura03です。

気づけばトレタで働き始めて2年が経ちますが、エンジニア歴は8ヶ月くらいの初心者です。
今日のアドベントカレンダーでは、他職種からジョブチェンジしてみてどう感じたか、という話をしようと思います。

前提

最初に書いた通り、エンジニア歴は1年未満の初心者エンジニアです。
今年3月まではトレタのCS(カスタマーサクセス)部に所属する派遣社員でした。
実際にトレタの台帳を使っている店舗の方と電話をして、使い方の説明をしたり、トラブルシューティング的な対応をしたりしていました。

よかったこと

プロダクトにより深く関わることができる

これまではCSでユーザーのサポート的なことをしていたため、実際のユーザーの声をたくさん聞いてきました。
自然と台帳の使い方にも詳しくなりますし、自然と愛着も湧いてきます。
そうなると、これはどうやって動いてるんだろう? 作ってる人すごいな? 裏側が知りたい、私もこれを作りたい! という気持ちになることも自然なはず(?)です。
今エンジニアになって実際のコードを触るようになって、当時は知らなかった仕組みなんかを知って日々感動しています。

知っている人たちの中で新しいことに挑戦する

緩い考え方かもしれないですが、新しい環境で新しいことに挑戦する、ってとてもハードルが高いと思うんですよね。
部署が変わるとはいえ、同じ社内なので顔見知りは多い環境で新しいことにチャレンジさせてもらえたのは、私にとってとても良いことでした。
また、独学ではじめた勉強をサポートしてくれる頼れる先輩エンジニアがいたり、分からないところがあればすぐに質問できるあたたかい環境であることも、とてもありがたいと思っています。

困ったこと

Swiftしかわからない(けどSwiftもわからない)

私は去年からSwiftを勉強しはじめました。他の言語? わかりません。
Swiftも勉強中の私ですが、実際のプロダクトのコードはObj-Cで書かれている部分もかなり多く、「読めない…」が最初のつまずきでした。
なので異動当初にObj-CのコードをSwiftに書き換えるタスクをもらって大苦戦…
「Obj-Cの通りにSwiftを書いてるはずなのに、違うclassが返ってきてしまって動かないんです」と先輩に泣きついて、
「これはObj-Cだから動いてただけだね。Obj-Cは型キャストしたときに違うclassが返ってきてても、同じプロパティがあれば動いちゃうんだよ」と聞いてポカーン。なんだそりゃ…ゆるふわ…
なんとか苦戦しながらSwiftに書き換えた、今となってはとても貴重な経験です(あれでObj-Cがだいぶ読めるようになりました)。

ユーザーの声が聞こえにくなった

あんなに毎日電話でユーザーと話してたのに、当たり前ですが開発に移ってきたら電話をしなくなります。途端に使っている人の現状が分からなくなりました。
今までなら黙ってても情報が入ってきたのに、積極的にとりに行かないと分からないんだ……当たり前のことですが、思ってたよりわかんない。
今までの約1年分のユーザーの利用状況は知っていますし、大きな変更が加わらない限りその知識も役に立つだろうとは思っていますが、これからもユーザーの現状は把握しながら開発に臨める人でありたいなぁと思っております。

最後に

なんだかただ私の想いをしたためた感じになってしまいましたが、総合すると、CSからエンジニアに移ってきてよかったよ!という話です。
使う人の声を知りながら作ることもできる人になったらすごくない? 万能なの? かっこいい! という雑な気持ちで締めさせていただきます。
未経験でもエンジニア職に興味を持った人はぜひ挑戦してみたらいいと思います! 楽しいよ!
ありがとうございました!

© Toreta, Inc.

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